いい大人がゼロからドイツ語を学ぶ記録|ランチミーティング 3. Wie geht es dir?
今回はいつものカフェではなく、Eさんの職場にあるオープンスペースを使わせてもらうことになりました。
Eさんが勤めるスイス国立銀行では、スイスの共通通貨であるスイスフランの発行管理をしています。オープンスペースには、現在使われている紙幣についての展示があります。調べてみると、スイスフランとしてデザインが変わるのは9回目。流通は2015年から順次、と思った以上に新しい。
紙幣には偉人の肖像ではなく、何らかのテーマに基づくデザインが施されています。日本の紙幣に比べてビビッドな色使いで、それらのデザインにまつわるメイキングストーリーが数々のデザインパネルとともに展示されています。
200CHF札のテーマは「科学技術」で、紙幣にはCERNの加速器と粒子の崩壊の様子が描かれています。
あと個人的に驚きなのが、スイスフランには1,000CHF札(約11万円)があること。実物は見たことがありませんが、Wikipediaによると、最新の1,000CHF札は2019年内に流通予定というまだかなりレアな紙幣のようです。
こんなことをしていたので、会話のテキストはほとんど進まず(笑)
Leider muss ich langsam gehen.
そろそろ帰らなくてはなりません。
これは使うシーンが多そうです。gehenの代わりになるのが
aufbrechen
Abschied nehmen ( = take farewell ) しばらく会わない人への別れ
mich verabschieden( Abschiedの動詞版 ) パーティーなどでの改まったシーンで
Abschied ( verabschieden )の訳語が「お暇(する)」であることにEさんは面白がっていました。暇(ひま)するの??と(笑)
Wie geht es dir? - Danke, gut.
英語の教科書なら一番最初に出てくる「How are you?」にやっと到達しました。より丁寧にはWie geht es Ihnen?
英語の場合、中学校で散々染み込まされた「I'm fine, thank you. And you?」は実際にはまず使わないですが、ドイツ語では
Dankem gut. Und dir (Ihnen)?
はごく自然に用いられるようです。
「Gut(元気です)」以外のバリエーションとしては
Es geht(まあまあです)
Nicht so gut(あまりよくありません。)
だんだん日常(特にレッスン前後)で使えるフレーズが増えてきたので、積極的に使っていきたいです。「今勉強しているところ」とバレエのクラスで豪語した手前、なんらかの進歩を見せなければ。。