いい大人がゼロからドイツ語を学ぶ記録|ランチミーティング 4. Danke vielmals!
4回目は再びKafi Züriにて。(下書きに埋もれていた1ヶ月前の記録です)
教材はこちら。進捗は8%(悲)です。
「ありがとう」の形
街を歩いていると様々な「ありがとう」のバリエーションが聞こえてきます。テキストにも数種類載っているのですが、その日本語訳が
Danke! :ありがとう!
それ以外:どうもありがとう!
なので、使い分け方がわかりません。 Eさんに聞いてみました。
Vielen Dank! ・・・より丁寧な表現
Herzlichen Dank! ・・・より感情的、気持ちがこもっている(Herz = heart)
Besten Dank! ・・・よりフォーマルな表現
Danke schön!、Danke sehr!、Danke vielmals! ・・・気軽な「どうもありがとう」
やっぱり半分くらいは特に深い違いは無いようです(笑)
チューリッヒや周辺の街でよく聞くのは「Danke vielmals!」ですが、「Merci!」(フランス語のありがとう)もドイツ語圏で普通に耳にします。日本人が「サンキュー!」と言うのと同じ(もしくはより日常的な)感覚だと思います。
「すみません」と「ごめんなさい」
A1試験対策の公式問題集では、記憶の限りでは
すみません = Entschuldigung. / Entschuldigen Sie bitte.
ごめんなさい = Es tut mir leid.
しか出てきませんでした。チューリッヒでは「Entschuldigung(えんしゅるでぃぐん)!」よりも、スイスドイツ語(?)の「Tschuldigung(しゅるでぃぐん)!」をよく聞きます。他にもいくつかバリエーションがあったので、Eさん視点の解釈を踏まえて整理しました。
◆Excuse me 系◆
英語の"Excuse me"に相当。日本語で言う「すみません」「ごめんなさい」どちらにも使えます。
Entschuldigung. / Entschuldigen Sie bitte!:どこでも使う
Verzeihung. / Verzeihen Sie bitte! :主にドイツ・オーストリアで使う
(~ Sie bitte! はより丁寧なニュアンス。逆にくだけた「すまん!」「ごめん!」は「Entschuldige!」「Verzeih!」)
より深刻に何かやらかしたときには、
Ich bitte Sie um Verseihung.
とするとよりフォーマルな印象になるようです。英語に直訳すると「I beg your pardon.」ですが、使われるシーンは違うと思います。
◆I'm sorry 系◆
英語の"I'm sorry"に相当。日本語で言う「ごめんなさい」「気の毒に」の意味で使えます。「ちょっと失礼」という文脈の「すみません」の意味はありません。
Es tut mir leid
あとから振り返っていて、そもそも英語の使い分けをわかっていない(ちょっと失礼のニュアンスで普通にSorry使うのでは?)気がしてきていますが、とりあえずこれで覚えます!笑