「民宿」から「経済学」?【いい大人がゼロからドイツ語を学ぶ記録|ランチミーティング 8】
今年2回目のタンデムはいつものカフェで。
前回のおさらい
ほぼ自分のための備忘録ですが、前回話題になった
Ich möchte Ihnen meine Eltern vorstellen.
あなたに両親を紹介したいです。
これを助動詞「möchte」を用いない最もノーマルな形にするとどうなるか。
Ich stelle Ihnen meine Eltern vor.
あなたに両親を紹介します。
「vorstellen:紹介する」が前綴り(vor)と基礎動詞(stellen)に分離し、前綴りは文末へ、基礎動詞はichに対応して人称変化します。
ちなみに、実際このような状況では
Darf ich Ihnen meine Eltern vorstellen?
あなたに両親を紹介してもいいですか?
とするのが自然なようです。(darf ≒may)
「経済学」の語源
今回はお互いの「趣味」について会話していたのですが、「仕事のために興味のない経済新聞を読んだり政治も知らないといけなくて趣味の読書がままならない」と二人で盛り上がりました(笑)。私は通勤中に経済系メディアの見出しを眺めていたくらいですが(読んでみると意外と楽しい)、Eさんは銀行員なので毎日真面目に動向チェックが求められているのでしょう。
最初まったく聞き取れなかったのが
Wirtschaft:経済学
英語の「economy」とかすってもいない&発音が難しいので未だに覚えている自信がありません。そんな私のために、Eさんが単語の成り立ちを話してくれました。
Eさん:この単語はもともと「レストラン」とか「民宿」みたいな意味だったの。そういう場所に街の人が集まって議論に花を咲かせる世間話が「経済」そのものだったから、この単語があてられるようになった。
後から調べると、確かに「宿屋」という意味もあります。
このエピソードで覚えやすくなったわけではないですが(笑)、興味深い話です。
ちなみに、「〇〇学」は英語から容易に想像できるものもたくさんあります。
Physik:物理学
Biologie:生物学
Chemie:化学*