Fräuleinとお呼び ー 単語強化はじめました【いい大人がゼロからドイツ語を学ぶ記録|ランチミーティング 9】
いつもお世話になっているKafi Züri、ランチの時間は近隣のオフィスで働く人たちで賑わいます。そんな中で日本語と標準ドイツ語を飛び交わしていると、たまに興味津々で話しかけられます(笑)。
単語帳買いました
これまでのEさんとのタンデム学習にはこちらの電子書籍版を使っています。
シチュエーションごとに豊富な例文が並んでいて便利なのですが、今の自分がこれだけのんびりやっていても語彙力が向上しない…という気がしてきて、あまり気乗りはしなかったのですが(ひたすら暗記が苦手)、いわゆる単語帳を購入しました!
今どきアプリでも電子書籍でもいくらでも良い教材がある中で、今回はあえて紙の本を選びました。自分の単語学習法は中学高校(=アナログオンリー)時代に定着しているので、きっとそのほうが長続きすると思ったからです。
41の各テーマについて、重要な単語が例文とともに記されています。私の苦手な「名詞の性別」がひと目で分かるようになっているのがありがたいです。これをひたすら音読しながら、言い回しの難しい例文をチェックしてEさんに質問。これからは2冊同時にすすめていきます。今日のテーマは「Personal Information」。
情報提供 = Angaben machen
Könnten Sie bitte einige Angaben zu Ihrer Person machen?
Could you give us your personal information, please?
空港のカウンターやホテルのチェックイン時など、様々な場面で聞く言葉です。いつも100%は聞き取れないないので「Ausweis(ID)」「Reisepass(パスポート)」など断片的な単語からどうにか判断しています(笑)。
ここで気になったのは動詞の「machen」。基本的に「do(〜する)」に対応する単語です。「geben」じゃないの?と思うのですが、
Angaben machenでgive information(情報を提供する)と熟語的に用いられるようです。
MsとMiss、FrauとFräulein
英語を読んだところで文構造も状況も理解できなかった例文がこちら。
Sie besteht darauf, Fräulein genannt zu werden.
She insists on being addressed as Miss.
「Fräulein(Miss)」の例文ですが、「既婚・未婚問わず使えるFrau(英語ならMis)が標準的なので、もはや時代遅れ」と解説がついています。彼女はなんでMissと呼んでほしいの??
ここで、もはや定番になりつつあるEさんからのフェミニズム講座(笑)
私:そもそも「Frau」で統一したがったのも同じ層なのでは?
Eさん:うん(笑)。今どきあえて「Fräulein」なんて使う人いないんだけど、「Frau」で統一しようって流れができたときに、逆に自分が未婚で歳を重ねてきたことを誇りに思う女性がこういう主張をしたことはあったらしい。