いい大人がゼロからドイツ語を学ぶ記録|ランチミーティング 1. Freut mich!
ドイツ語A1の受験から2ヶ月。あんなに必死に覚えた単語や文法をものすごい勢いで忘れつつある現実に危機感を覚え始めていたところで、ドイツ語の女神Eさんとの会話練習ランチミーティングをスタートしました!
Eさんの職場近くのカフェ、Kafe Züriへ。
Bahnhofstrasseと呼ばれるこのエリアは、高級アパレルブランドの店舗が並ぶ洗練された通りです。神戸の旧居留地と似た雰囲気で、お気に入りの散歩コースです。(店の中には決して入らない笑)
カフェスペースはさほど広くありませんが、席数の割にテーブルが大きめで、ゆったりと過ごすことができます。コンセントが使えるカウンター席もあります。
今日はサンドイッチとカフェラテで、ちょうど10CHF。スタバと同じくらいですが、あまり頻繁に使うには家計に痛い。笑
テキストは最終的にこちらを選びました。
シチュエーションごとにとにかく例文がたくさん並んでいるのでひたすらトレーニングができそうです。
とりあえず上から順番に、Eさんが私にドイツ語を、私がEさんに日本語を解説し、読み合っていくスタイル。終わりが見えない。笑
Eさんは合気道をやっていて日本人とのつながりが多いこともあり、ひらがなや単語の知識がかなりあります。私は必要に応じて漢字や文法の説明をします。これが難しい。。
私は(この本に出てくるレベルの簡単な)文法はなんとなくOKですが、リスニング力が弱いのでEさんが読むのを何度も聞き、忘れている単語が多いので思い出しながら、発音を確認します。
はじめまして = Angenehm?
「Angenehm!」、それ自体は「comfortable」「pleasant」といった意味です。スイスではあまり使わないとのことでしたが、後々調べてみると、ドイツでもあまり使わないらしい(笑)。初対面での挨拶としては「Freut mich!」「Es freut mich, Sie zu sehen!」が自然とのこと。
schonとschön
まったく別物の単語であることをいつも忘れます。笑
Wir haben uns schon einmal gesehen, nicht wahr?
「schon」は「すでに一度会っていませんか」という「already」「yet」の意味。
「でした」の意味
Wo haben wir uns gesehen? どこでお会いしたのでしたっけ。
「どこで(Wo)」「お会い(sehen)」「した(haben + ge...)」「っけ(?)」はいいのですが、
間に挟まる「のでした」は何?これも過去系?
と聞かれて答えに困りました。改めて日本語を分解すると不可解なことが多すぎる・・
ここでの「でした」は過去を表すためにあるわけではない。けどなんであるのかはわからない。と微妙な説明しかできませんでした。「の」には触れられもせず。笑
あとから調べたら、とても勉強になる記事を見つけました。
結局この「でした」が何に相当するのか(「状態」?「仮定」?)断定できないのですが、少なくとも過去以外の意味を表すことがあるということを説明できそうです。(過去形と過去の違いもよくわかっていなかった)
よく眠れたか?
Haben Sie gut geschlafen? よく眠れましたか?
Hast du gut geschlafen? よく眠れた?
ドイツ語なら人称代名詞と動詞の活用を対応付けて変えるだけのシンプルな話。
じゃあ、「よく眠れたか?」でもいいの?
「か?」で疑問形が作れると知っているEさんからの質問。
間違ってはいないし日本語に性別は無いけど、あまり女性が使う感じではないと、これも答えになっていないような微妙な説明。笑
半分くらいはドイツ語より日本語を深堀りする時間になっていましたが(笑)、自分が母国語をいかに非論理的に使いこなしているかを実感できる良い機会でした。いちいち文法を理解して組み立てていくのが個人的には好きですが、(私のタイムリミットがあるし)ここは会話を重視して、あまり考え過ぎずに進めていこうと思います。