チューリッヒ到着!そこはまさかの灼熱だった
天候トラブルにより成田で5時間足止めされ、トランジットのワルシャワ空港では、カフェで巨大なApfelstrudel(りんごケーキ。美味しかった)を食べただけであまりゆっくりと時間が取れませんでしたが、4時間遅れで無事にチューリッヒに到着しました!
毎年夏休みに遊びに来ていたチューリッヒに、今回は住みに来た。
ヨーロッパに暮らしてみたい、と学生の頃に漠然と描いた夢が、ありがたい出会いと周りの人たちの支えによって、現実の生活として始まろうとしています。なんて幸せなことかと改めて実感。
到着翌日、さっそく生活を整えるために街に出てきました。
夫はこの3年間、スマホも持たず家にネットワークも引かず職場のWifiだけで不自由なく暮らしてきていました。信じがたい。
二人で暮らすとなると、さすがにメッセージをやりとりするための設備が必要だろうということで、自宅にネット環境を整えることにしました。
こちらでの手続きについては別の記事で紹介していきます。
ちなみに、チューリッヒ生活初日の感想は
くっそ暑い
です。笑
夕方で34~5度あります。
6月頃からヨーロッパは歴史的な熱波に見舞われているそうで、ここ最近でいうと東京の方がよっぽど涼しいです。ただ、日本に比べて湿度は低めなのが救いです。家には冷房はないので、しばらくは(勉強もしないといけないし)図書館に通って命をつなぐことになりそうです。
これから1年間、家事以外に課されたタスクは無いので、個人的な目標を立てることにしました。基本的に怠惰な引きこもり体質なので、そうでもしないと一瞬で廃人に成り果てることが容易に想像できてしまう。
- 仕事に活かせるスキルを何かしら身につける
今回のサバティカルにあたって一番心配しているのは、1年後会社に戻ってみたら自分の仕事が無くなっているという状況。帰る頃には若いじゃ済まない30歳。出世欲もプライドも無いですが(でも仕事は選びたいわがまま)、給料をもらうからには何かしら使い物になる要員でいたい。統計検定やG検定の勉強をしようと考えています。 - バレエの技術レベルを落とさない
10年のブランクの後にバレエを再開して3年。本当に素敵な先生と教室の仲間たちに恵まれて、子供の頃以上にバレエが大好きになってしまいました。ただその先生のレッスンというのがアラサーにはとても厳しくて(笑)、発表会前には仕事と舞台とどっちが本業か、自分でもわからなくなるような練習漬けの生活を余儀なくされるほどでした。日本に戻ってもまたそのレッスンに耐えられるように、チューリッヒでも踊り続けようと思います。 - ドイツ語での意思疎通ができるようになる
せっかくA1を受けることになったので、やるからにはある程度コミュニケーションが取れるくらいにはドイツ語を使えるようになりたいです。もちろん英語も。 - 専業主婦としてのバリュー(突然のコンサル用語)を発揮する
この目標が最初に来ていない時点でダメ妻感が拭えませんが、おそらく人生最初で最後の専業主婦期間。この機会に私の生活力を向上させつつ、夫に仕事に専念してもらえるように、居心地の良い居住環境を整えたいと思います。
いきなり高尚な目標を掲げてしまいましたが、残念ながらマルチタスクをこなすのは苦手なので(笑)、まずは、来月に迫るドイツ語試験に向けて勉強を頑張ります。そして、自分にあったバレエ教室を探すために、今夜さっそく近くの教室のワークショップに参加してきます!(まずは4.だろというもっともな批判は受け止めます)