チューリッヒ移住までの道のり ー 3. 移民局への書類提出など ドイツ語試験も逃げられない
引き続き、私の移住に必要な書類を揃え、チューリッヒ移民局での申請を行います。
(この記事の主語は特に明記されない限り夫です)
前提
目次
移民局からのレター
夫がチューリッヒに戻ると、移民局とアパートの管理会社から手紙が届いていました。
日本への一時帰国前に第一弾の書類提出をしてからわずか3日後の消印です。仕事が早い。
アパートの管理会社からは(二人暮らしとしての契約に)更新された契約書の控えが届いていました。これが32フラン。振込で支払います。
移民局からの手紙によると、追加で必要な書類は
- アポスティーユ付きの婚姻証明書
- ドイツ語A1証明書(または試験申込の証明書類)
- 大家さんとのagreement
でした。
1.婚姻証明書の申請
スイスに戻ってすぐに、アポスティーユ付きの戸籍謄本を持って在スイス日本大使館へ。4~5日で受け取れます。
大使館の職員さんも「ドイツ語試験は入国後に受ければいいと思うよ」とのこと。
2.ドイツ語A1の申し込み
日本で履歴書に書けるドイツ語の資格といえばいわゆる「独検」のようですが、それは英検やTOEICと同様に日本独自の能力認定試験なので、国外では全く通じないらしい。私が受けないといけないのは、ゲーテ・インスティチュート主催のドイツ語検定試験だそうです。こちらはドイツ政府からの委託で作られた試験で、ドイツ語圏への留学や居住要件として用いられる世界標準の資格です。
A1~C2までのランクがあり、一番簡単なA1は独検の4級と5級の間くらいのレベル。
私は大学の第二外国語ではフランス語選択だったので(ジュネーブだったら都合がよかった)、ドイツ語は簡単な挨拶と数字の3までくらいしか知らない超ど素人。入国までに受験する暇も受かるだけの能力もないことが明らかだったので、申込書のコピーを提出することにしました。
会場や日程の選択肢が豊富なTelcで申し込みをしてもらいました。
3.アパートの契約更新
私の入国後の住まいが確保されていることを示すために、夫が現在住んでいるアパートの大家さんとの契約内容(一人暮らし→二人暮らしへの更新が合意されていること)を確認してもらう必要があります。
これは前述の更新された契約書の控えでOKでした。
これで滞在許可発行確認書の発行に必要な書類は提出完了。
私は住んでいるアパートを引き払う準備を始めます。まずは無事に仕事を収めます。