モメラスを踏まぬこと

天文学者の夫と1年限定のチューリッヒ生活

モメラスを踏まぬこと

週末旅行、Basel編 | スイスのラーメンチェーン「namamen」に行ってみた

美術館のあったRiehenから、再びバスでバーゼル市街へ。お昼ごはんは特に行くあてが無かったので、思いつきでラーメンを食べることにしました(笑)!バーゼル・ベルン・チューリッヒに計5店舗を展開する「namamen」です。

www.namamen.ch

今回行った店舗は、スイスのメガバンクの支店が並ぶ比較的大きな通りの、綺麗なビルの1階という好立地。中は大衆食堂を小綺麗にした感じです(笑)。スイスでは日本食はじめアジアンフードが人気なので、こちらも店内は常に満席の状態でしたが、回転が早いのでそんなに長いこと待つ人はいませんでした

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ガラス張りの入り口

 

ロゴの女の子が中華風ですが、扱うメニューはあくまで日本風ラーメンとそのサイドメニューでした。

スープを塩・醤油・味噌・辛味噌の4種類から選び、さらに希望の具材やトッピングを伝えます。牛肉とか豚肉(チャーシューとは別)入りというのは独特ですが、そこまでぶっ飛んでいるメニューはありません。他にも期間限定?の担々麺(26CHF!)や、うどん・そばという選択肢もあります。餃子や枝豆、キムチなどの単品メニューも充実していました。

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スープと具を選びます

私たちはあえて冒険はせず、唯一20CHFを下回る普通のラーメンにしました。夫が辛味噌で、私は普通の味噌。

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ビールは一番搾り

見た目は本当に普通のラーメン。小さいサイズはありますが大盛りが無いので、物足りないと感じる人もいるかもしれません。

麺や具材の固さや味は文句ありません。特に麺にこだわっていないラーメン屋さんの麺と同じです(笑)。海苔とメンマが美味しかったです。

やはり難しいのはスープだと思います。不味くはないですが、味噌は味が薄めで特徴が無い(胡椒とか置いといてほしかった)。辛味噌は唐辛子の風味が予想以上に効いていて、日本ではあまり出会わない味ですが、ヨーロッパ人がイメージするアジア料理という感じ。好きな人は好きだと思います。

 

日本食になると経験値が高い分どうしても突然シビアな評価になってしまいますが(笑)、期待を大きく下回るほど美味しくないわけではありません。価格もイタリアンやスイス料理のレストランに入るのと大差なく、むしろ安く済ませやすいと思います。「ヨーロッパでラーメン食べた」という体験をしたいとき、長く滞在して日本食が恋しくなったときに重宝するお店です。