【日本食は神】スイス在住夫婦が選ぶ、輸入してよかった日本の食材
スイスにプチ移住してはや5ヶ月(夫は4年目突入)。チューリッヒ暮らしは最高に居心地が良いですが、「食」だけは日本に勝ることはない!というのが個人的所感です。
ということで今日は、過去3年間で夫が帰国する度に、そして10月に夫婦で一時帰国したときにスーツケースに詰め込んで輸入した数々の日本の食材の中から、持ってきて本当に良かった!と思ったものを紹介します。
@Amazon.jp
1年間用が無いと思ってPrime会員をやめてしまったのですが、一時帰国のときには大活躍しました。(ほぼ空の)スーツケースを持って国内を転々としていたので、大量に注文したものを最後の滞在地で受け取れるようにしておきました。(そもそもスイスにはAmazonが無いので.de(ドイツ)経由で利用することになります。スイス人の友人いわく、アリババの方が使いやすいらしい。)
買ったときより値段が軒並み高い…と思ったら、消費税がギリギリ8%のときの買い物でした。
レトルト系
時間がないとき・面倒なとき用(これでも主婦です)
辛さのバリエーションが10倍、20倍、30倍とありますが、辛いだけでごまかしていない(笑)5倍がいちばん美味しいです。
夫のお気に入り。白米炊いてレンチンするだけでできあがり、かつスイスで入手困難な中華系具材が一通り入っているので満足度高。
細麺がバーゼルで食べた17CHFのラーメンより美味しい(笑)。そしてスープがとても良い。
麺は上と同じ。スープも自力では再現できないので重宝するが、黒マー油に比べるとパンチに欠け、本物のネギを入れないとネギ感が物足りないかも。
ごはんのお供系
朝ごはんに白米を炊く贅沢な日用。
大容量かつ瓶より軽いプラケースなので、スーツケースで持ち帰るのにかなりありがたい。明太子以外の味も捨てがたかったです。
白米にかけるだけでなく、チャーハンにしたり、冷うどんの具にしたりと大活躍します。
「ごはんですよ」の進化版。けっこう唐がらしが効いていて辛いです。瓶でかさばるのでこちらだけにしましたが、同じく進化版の「梅」も好きです。
改めて見ると高すぎて引きますが、夫の就職決定祝に(笑)奮発した高級ふりかけ。こんなに高かったことを忘れて先日開封してしまったのですが、刻んだいかと昆布の風味・食感が理想的な日本の食卓を想起させる傑作です。
調味料系
ごはんにもパスタにも汁物にも、塩分を加えるためになんでも使える逸材。スイスではまず海藻系は使われないので、帰国の度に買い足しています。
日本に住んでいたときは本だししか使っていなかった私に、友人が餞別としてくれたパックの出汁。汁物はもちろん、パックの中を直接使えば和風パスタがちょっとこだわった感じにになって優秀です。
サラダは基本的に塩とオリーブオイルだけで美味しく食べられますが、和食の時に重宝するのがわさび系調味料。さすがに重たかったので1本だけ持ってきました。
@ツルヤ軽井沢店
突然ですが地元スーパーの宣伝です(笑)
ツルヤとは
長野県の東信・北信地方を中心に35店舗ほどを構えるスーパーマーケット、ツルヤの軽井沢店。かつては地元民と別荘の人が利用するローカルなお店でしたが、品質の高さや充実したオリジナル商品によるブランド戦略が功を奏したのか、いつの間にか観光客に大人気のお土産購入スポットになっています。
2年前のドラマ「カルテット」のロケにも使われていました。
sherry5honey7jouer.hatenablog.com
実家からここまでは車で30分と決して近くはないのですが、とにかく安くて品質が良いのと、人里離れすぎてより近くにそれなりの規模のスーパーがない(悲)ため、両親が愛用しています。
海外滞在で身に沁みる
今や有名な観光スポットなので、後にリンクを貼っている通り紹介記事はたくさんあります。かぶるものも多いですが、この記事ではスイスでの生活に欠かせない(と感じるくらい日常的に食べたい)より生活感のあるおすすめ商品を厳選して紹介したいと思います。
フリーズドライ味噌汁
オリジナル味噌を使ったフリーズドライの味噌汁。具がたくさん入っていて幸せです。さっきのパック出汁をセルフで足すとより好みな味になりました。特におすすめは野沢菜と揚げなす。
とろろ昆布
正直どこで買っても味は変わらないと思っていますが、お徳用で安かったので助かりました。
りんごバター
おそらくツルヤが最も力を入れているのがジャム・バターシリーズ。特にこの「りんごバター」はめちゃめちゃ売れているようです。どれくらいかというと
この90度曲がった先にも同じくらいの量が並んでいる程度に気合が入っています。濃厚で甘いりんごがバターでさらに濃厚に。パンにつけるだけで贅沢な朝食になります。プレーンのヨーグルトにかけても。
他にも、いちごバターやアップルシナモン、栗バターも好きです。
ナッツ入りはちみつ
素焼きのアーモンドやカシューナッツなどがぎっしり詰まっているはちみつ。そのまま食べるだけで最高に美味しいですが、ヨーグルトにかけた方が罪悪感は小さいです。
日本にいるなら定期的に買いたい
スイスまで持って帰るのは難易度が高い、でもおすすめしたい果物。
信州りんごジュース
大学生のころ、関西にいながら頻繁に要求して仕送りしてもらっていたりんごジュースです(笑)味が濃い!
りんご
長野で買うりんごの味を知っていると、東京のスーパーで買う気にはなれません。味の濃さや瑞々しさが違います。今年は台風の被害が深刻で、なかなか一般のスーパーに出荷できなかったようですが、傷が付いてしまったものをツルヤでは格安で売っています。打撲している部分を取り除けば、味はいつもの美味しさ。
シャインマスカット
ツルヤのシャインマスカットを一度食べてしまうと、東京のスーパーでは(以下同)。粒が大きくてとにかく甘い!白ワインのような芳醇な香りというか、マスカットの香料入ってるのでは?と疑いそうになる風味の濃さ。そして価格は東京の相場の半分くらいだと思います。
より一般的なお土産に
観光で軽井沢に行ってお土産を選ぶなら、既出の記事が断然役立ちます(笑)
@カルディコーヒー
輸入お菓子や珍しい調味料が豊富で、見るだけで楽しいカルディコーヒーからの一押し。
ヨーロッパでは生卵を食べる習慣があまりない(卵は常温で売っていてあまり新鮮ではない)ので、大好きな生卵かけご飯が食べられなくなる…と嘆いていた私に、友人が餞別としてパック出汁と一緒にくれたものです。本物の生卵とは違いますが、カツオ風味が強く効いた半液体のソースをかけると気分は十分に味わえます。
@その他スーパー
当初の羽田発前日、最後の仕上げとしてホテル近くのスーパーで買い出しをする予定が、台風19号の接近に伴う計画運休(に伴う買い込みラッシュ)に遭遇し、これから家にこもって台風一過を待つ住民とまさかの需要モロかぶりしたときになんとか手に入れたものです(笑)
鮭ほぐし
白米にそのまま乗せて、チャーハンにして、パスタに入れてと、炭水化物の味付け何にでも使えるので、夫の渡航初期からヘビロテしています。
お茶漬けの素
鮭ほぐしと同様、何かを和風な味にするのに手っ取り早くて重宝します。
カレールー
普通のカレーはレトルトが十分に美味しいので(笑)、ひき肉を使ったドライカレー用に辛口を数箱買いました。おそらくチューリッヒの日本食スーパーでも買えます。
味噌
フリーズドライも数に限りがあるし、味付けの幅が広がるし…スーツケースの容量にもまだ余裕があったので、あえてちょっといい味噌を買いました。現時点でまだ出番はありません(笑)
今週のお題「2019年買ってよかったもの」が目に入り、いつか記事にしようと思って放置していたネタをようやく使うことができました。
あと1年弱の滞在で考えはいろいろと変わるかもしれませんが、今のところ揺るぎないと思っているのは、
日本のごはん(とお菓子)は最高にコスパがいい!
ということです。