冬休み in 東欧 | 5日目:カフェとバレエとグヤーシュと。ブダペストで過ごすクリスマス
ヨーロッパで過ごす初めての(最後の?)クリスマス!
クリスマスならではの「店も電車も早く閉まる」という事態をうまくかわせずグダグダ感が否めませんが、今後クリスマスシーズンに旅行を考えている方には反面教師として参考にしていただければと思います(笑)。
- 8:00 New York Caféで朝食
- 9:30 エルケル劇場へ
- 11:00 「くるみ割り人形」開演
- 15:00 再びブダ側へ:漁夫の砦
- 16:00 王宮の丘を散歩(寒)
- 18:30 ディナー@Arany Hordo Vendeglo
- 21:00 くさり橋
- 22:00 バスでホテルへ
8:00 New York Caféで朝食
カフェ巡り3店目は、ブダペストで最も有名な「New York Café」。
ブダペスト東駅から徒歩15分くらいですが、せっかくなので(7日間乗り放題チケットを持っているので)地下鉄M2を使って行きました。

チョコレートケーキは暫定一位の美味しさでした!
朝の時点でかなり混雑していたので、ランチやディナー利用の場合は予約をおすすめします。
9:30 エルケル劇場へ
今日のメインイベント、いつかやってみたかった「クリスマスにくるみ割り人形を観る」を実現するときが来ました。ハンガリー国立バレエの公演です!
カフェから東駅へ戻る方向に10分弱歩くと、今回の会場「Erkel Theatre」があります。

国立歌劇場(オペラ座)の別館で主にバレエの上演に使われるようですが、オペラ座が改修中の現在はオペラもこちらでやっているのかも…?
思ったよりも早く会場に着いてしまい、待っているのは私たちの他に1~2人しかいません。おかげで会場正面の大きなツリーの横で思う存分写真を撮れました。

マーシャになった気分でアラベスクをしてツリーの横に立っていたら(こういう幼稚な振る舞いに協力してくれる夫には感謝しています笑)、ランニングをしている若い男性が私の後ろを横切っていき、なんと去り際に美しいグランジュッテ(大きいジャンプ)を決めて行ったそうなのです!ジャンプの質からしておそらくこのあと出演するダンサーかと…残念ながら写真には収まらなかったのですが嬉しかったです。
10時の開場の頃には入口前に人が増えてきました。私たちと同じくらいから待っていた男性は、ドアが開くと同時にそそくさとチケット売り場へ。当日チケットで余っている中で良い席を確保するために早くから並んでいたようです。
彼は無事にチケットを購入して、家族を電話で呼んでいましたが、確実に席を確保するにはオンラインでの事前予約が安心です。チケット売り場を通る必要はなく、入場時に印刷したチケットを見せればOK(QRコードが印字されているのに、ペンで印を書かれただけでした笑)
11時の開演までは、1階や2階のホワイエで各々が飲み物や軽食を楽しみます。

また、公演のプログラムが500HUF(200円弱)というのが驚きでした。よくあるのはA4のしっかりと製本された豪華なものですが、A5サイズのコンパクトな冊子だったので旅行している身にはありがたいです。

くるみ割り人形のストーリーや振付家のインタビューが要所の写真と合わせて載っています。
11:00 「くるみ割り人形」開演
ホールの内装はオペラ座のような豪華さはありませんが、歴史を感じる正統派劇場という感じ。クリスマスだからか、普段よりもきっちりドレスアップしている人が多い印象。「くるみ割り人形」は子供にも十分楽しめる内容なので、きれいなワンピースやスーツでお洒落をしている小さな子どもたちもたくさんいました。そしてはしゃぐ子どもたちをなだめるお父さん(笑)。この微笑ましい情景がクリスマスの特別なものなのか、日頃から家族でバレエを観ることが多いのかはわかりませんが、子供の頃から一流バレエ団の作品に触れられるのは羨ましいなと思いました。

肝心の内容、とっても良かったです!演出やストーリーの詳細はカンパニーによって様々で、今回のプログラムも2015年から新たに上演されているバージョンです。
特に良かったのが、第二幕の「雪の精の踊り」。
The Nutcracker: Mariinsky 2012 - Waltz of the Snowflakes - Ovation
ロシアのマリインスキー・バレエのバージョンとほぼ同じ振り付けでした。ロシアンバレエは世界最高峰の技術を誇っていますが、特に大勢で踊る群舞(コール・ド・バレエ)は圧巻で、振り付けもその技術力を存分にアピールするような見せ方になっていると感じます。
実はこの振り付けをベースにした「雪の精の踊り」を私自身も数年前に舞台で踊っていて、その美しさと過酷さ(笑)を身をもって記憶しているので、勝手に親近感が湧いて息を止めながら釘付けになって観てしまいました。

15:00 再びブダ側へ:漁夫の砦
公演は14時前に終わったのですが、大満足で一日終わった気になってしまい(笑)一旦ホテルで腰を落ち着けてしまったのが判断ミスでした。
この日は多くの観光施設が16時に閉まります。特にブダ側の王宮周辺の歴史博物館や音楽史博物館は私たちにとってかなり優先度高めだったのですが、トラムでブダ側に着いた時にはすでに15時を回っていて、残念ながら今回は諦めざるを得ませんでした。

ディナーのお店は王宮エリアの近くなので、とりあえず向かってどうにか時間を潰すことに。

行き場を失った観光客たちは皆マーチャーシュ教会前の広場に集合しています(笑)。教会は当然本来の用途(ミサ)で現地の教徒の方のみを受け入れているので、必然的に観光客はドナウ川を一望する展望スポット、漁夫の砦に集まります。

こちらの建築様式はネオロマネスク様式というらしく、the ヨーロッパなゴシックやバロックよりシンプルな形と色合いで、(行ったことないけど)トルコのイスタンブール歴史地区のような雰囲気に近いものを少し感じました。

16:00 王宮の丘を散歩(寒)
以後、広場前の唯一のヒュッテでグリューワインを手に入れ、寒さに震えながら写真撮影大会です(笑)


夕暮れに浮かぶクリスマスツリーが少し寂しげでした。

晴れていて夜景も満喫できました。

日が暮れると本格的に寒くなってきて、観光客もまばらに。王宮エリアの反対側の端に位置する歴史博物館の周辺もゆったり歩き回ることができました。

マーチャーシュ教会のギザギザした輪郭や可愛らしい色使いの屋根、中から観たら美しいであろうバラ窓を外から眺め、次は必ず入ろうと改めて誓いました。

マンホールもかっこいい。「おすい」とか書いてない(笑)

ディナーの予約の2時間前にして寒さの限界が来てしまい、早く入れることを期待してお店の前に行くも、開店は1時間後。1時間でも寒さを凌ぐため、昨日見かけて雰囲気が良さそうだなと思っていたお店へ。

内装がとてもお洒落で凝っていて、店員さんの振る舞いやメニューの言葉の端々に「俺の」シリーズを彷彿とさせるものがあります(笑)。
ディナーで予約しているお店は、昨日行った時にビールサーバーが故障していて、おそらく今日も直っていないだろうと踏んで夫はビール。私は今月何杯目かわからないホットチョコレート。

18:30 ディナー@Arany Hordo Vendeglo
30分前倒しで予約していたお店に行くと、まだ他にお客さんはいませんでしたが、快く入れてもらえました。

後にも先にも一番好みだったグヤーシュと、それを上回る衝撃的な美味しさの魚のスープ、エゲルのワインと生演奏。暖かくて幸せな時間を過ごせました。
21:00 くさり橋
レストランの店員さんに道を教えてもらい、歩いて王宮の丘を降りて、くさり橋を歩いて渡ってペスト側へ。


22:00 バスでホテルへ
ペスト側に渡ってきてから、地下鉄の入り口がことごとく閉鎖されていることに気づきました。クリスマスの夜は21時で閉まるようです(笑)。
ついさっきブダペストに到着したらしい観光客の二人組に道を聞かれ、同じところを目指していたけどもう閉まっているよと伝えると、地下鉄のチケットを買っていたようで落胆していましたがタクシー乗り場を探して歩いていきました。(流しのタクシーはぼったくられやすいらしい)
しばらく歩いてから、東駅へ向かうバスが動いているのを発見。先ほどの彼らも見つけていてくれればと願いました。

とにかく、無事にホテルに帰ってこられて何よりでした。
お店や観光施設には入れなくても、街を歩いているだけでヨーロッパの空気や本場のクリスマスを感じられて、ブダペストの街がさらに好きになりました。
明日はついにブダペスト観光最終日。クリスマスの朝は温泉で始まります!
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by トリップアドバイザー