週末旅行、Basel編 | 冷えた身体にビールとコルドン・ブルー@Braunen Mutz
クリスマスマーケットの会場となっていたバールフュッサー広場を後にして、夕食のレストラン探し。広場を出てもクリスマスのイルミネーションには事欠きません。
夜ごはんに良さそうなお店をいくつか検索していたのですが、グリューワインとホットチョコレートの効果も使い果たして身体が冷え切っていたので、目の前に見つけたお店に勢いで入店。ドイツ料理とスイス料理が楽しめるビアホール風のレストランです。
公式サイトでメニューが見られます。
土曜日の夜ということで19時過ぎには大盛況。運良くまとまった席が空いて、待たずに座ることができました。
天井が高くガランとした広い店内に、大きい長机が何列も並んでいる食堂スタイルです。店員さんの気遣いが行き届いていて、この混み具合にもかかわらずほとんど待たされることなく注文を聞きに来てくれます。ビールのおかわりも間髪入れず。笑
せっかくドイツっぽいお店に来たので、二人でビール。種類豊富でいずれも大小のサイズを選べます。夫は大きいサイズを頼んだはずなのに小さい方が届いて(笑)残念がっていました。私が頼んだラガーは、いい意味で普通であっさりしていて(すこし甘み?もあって)飲みやすかったです。
食べ物は生ハムの盛り合わせと、豚肉の間にチーズを挟んで揚げたコルドン・ブルーをシェアしました。肉ばっかり(笑)
どちらかというと写真はコルドン・ブルーを前面に出すべきでしたが、撮っていません(笑)。ハムやサラミの盛り合わせはどこにでもある定番メニューですが、味はいろいろ違って面白いです。一番普通に見えるハムが胡椒が練り込んだスパイシーな風味だったり。一応野菜も乗っているのがありがたいです。大きなグリュイエールチーズの欠片×2もついています。
奥に見えるコルドン・ブルーはスイス発祥のカツレツです。薄く叩いた豚肉の間に熱くてトロトロのチーズが入っていて、知らずに食べると火傷します(笑)。しっとり引き締まった豚肉(一般的には仔牛肉を使うらしい)とチーズの組み合わせがとても美味しかったです。安定のフレンチフライはそこまで破壊的な量ではなかったので、二人で余裕で完食。
終始ほぼ満席状態でしたが、お客さんの年齢層が高かったこともあってか大騒ぎしている人はおらず、それなりに落ち着けました。食べ終わるとすぐに店員さんが片付けに来て、デザートのメニューもすぐに持ってきてくれました。チョコレートムースが美味しかったけど巨大でした。
帰りの電車のチケットを取りながらサクッと食べて、ゆっくり歩いて中央駅へ向かいました。電車の到着が遅れていてしばらく待ちましたが、チューリッヒまでノンストップの便だったのでほぼずっと寝ていました。フランス廻りの交通は相変わらず混乱していましたが、一応バスの振替が走っているようでした。
バーゼルで過ごした土曜日、よく食べよく遊んだ一日でした!気温が先週に比べてだいぶ穏やか(10度弱くらい)だったのがありがたかったです。最初こそストラスブールのおまけ枠の扱いでしたが(酷)、クリスマスマーケットを含めて満喫しようと思うと一日では足りませんでした。チューリッヒ滞在の間にもう一度くらい、美術館や博物館を目当てに訪れたいと思っています!