冬休み in 東欧 | 7日目:ブダペストから電車でウィーンへ!旧市街街歩き
冬休み旅行、後半の4日間はオーストリアで過ごしました。
ウィーンを訪れるのは5年ぶり2回目。当時の写真も掘り出しながらおすすめの歩き方を紹介していきます!
- 8:30 出発@ブダペスト東駅
- 11:30 ウィーン到着
- 12:30 ホテルチェックイン
- 13:30 歴史地区へ
- 14:15 クリスマスマーケット@大聖堂前
- 15:20 時計博物館
- 17:00 クリスマスマーケット@マリア・テレジア広場
- 19:00 ホテルの隣のバー「Gossip」
8:30 出発@ブダペスト東駅
電車のチケットは予め予約していました。
オーストリア国鉄(ÖBB)・ハンガリー国鉄(MÁV)どちらのサイトからでも予約は可能ですが、私たちはEチケット(自分で印刷して直接乗車可)に対応しているオーストリア国鉄で購入しました(ハンガリー国鉄で購入した場合は、現地の窓口でチケットを受け取る必要があります)。
駅中央の大きな掲示板に自分の電車の乗車ホームが表示されるのを待ちます。
ウィーン行の電車は駅舎内のホームから発車でした。
エゲルへの日帰りで往復とも30分以上遅れたので電車が時間通りに来ることは期待していなかったのですが、今回はほぼ定刻通りに出発・到着しました。
時期や時間帯にもよるのでしょうが、今回の便はとても混雑していて、予約時に座席指定(一人あたり+3EUR)をしておいて正解でした。始発駅にもかかわらず二等車はデッキに人が収まらないほど。
出発するとすぐに検札…と思ったら乗務員らしからぬカジュアルな感じの男性が食堂車のメニューを配りに来ました。メニューを手渡しながら一組ずつ丁寧に「Mery Christmas! Happy new year! Have a good day!」を呪文のように唱えていくのでかなり時間がかかっていました(笑)。
裏ワザというわけでもないですが、普通の座席に座れなかった場合は食堂車に行くとほぼ必ず座れるので良いと思います。スイスの食堂車だとカフェラテで5CHFくらいしますが、今回の電車ではビールやワインが座席指定をするよりも安く(笑)買えました。
11:30 ウィーン到着
2時間弱でウィーン中央駅に到着。ヨーロッパ内の電車移動はルートをうまく選べば飛行機と比べて価格もトータルの所要時間も節約できて良いです。
まずは荷物をホテルに預けます。Uバーンに乗る前に交通機関の1日チケットを購入。
12:30 ホテルチェックイン
オーストリア1泊目はゴールデネ シュピンネに滞在。
空港への直通列車があるWien Mitte駅(地下鉄の駅はLandstraße)から徒歩5分程度で便利な立地。(途中休憩したり周辺施設を見て歩きまわったりしているので1時間かかっていますが、迷わずまっすぐ来ればウィーン中央駅からホテルまで15分あれば着きます)本来チェックインは15時からですが、清掃が済んでいたようで部屋に入れてもらえました。建物は古いですが、内装はリフォームされていてとても綺麗です。
さらに嬉しかったのが広すぎるバスルーム。もともと2部屋だったものを改装しているようで、うちより広いです(笑)
基本的にヨーロッパの水回りにはまったく期待していないので、固定じゃないシャワーヘッドときちんと密閉されるドアまたはカーテンがあれば大満足なのですが、ここには追い焚き機能・ジャグジー付きの大きな浴槽が!(奥には普通のシャワールーム)
日本への一時帰国以来数ヶ月ぶりの湯船を楽しむことにします。
13:30 歴史地区へ
ホテルでゴロゴロしたくなる気持ちを抑え、地下鉄U3に乗ってリンク内の歴史地区へ。Stephanplatzで降りて地上に出ると目の前が聖シュテファン大聖堂です。
なぜか5年前は素通りしてしまっていたので、今回初めて中に入りました。
比較的空いていたであろう5年前の3月に来なかったことを後悔する美しさでした。
ゴシック様式の柱や天井が重厚な雰囲気。ステンドグラスはブルー系のモザイク柄で意外にもシンプルですが、それがキャンドルの灯りの温かさや建物の重厚さを引き立てているように感じました。
地下のカタコンベツアーも楽しそうで、開始を待つ人やチケットを求める人たちの行列ができていました。
もう一箇所、歴史地区でいちばん気になっていたお店へ。音楽の都、ウィーンで1817年から続く老舗楽譜店、Musikhaus Doblingerです。前回はまさかの臨時休業で入れなかったので、2回目の挑戦。が。
クリスマス前後も営業している日があると聞いていたのですが、絶妙にタイミングを外して休業日でした。
悲しいですが、3回目の口実を手に入れたと思って次回の楽しみとします(笑)。
14:15 クリスマスマーケット@大聖堂前
大きい都市だと、クリスマスの後も「ジルベスターマーケット」「ニューイヤーマーケット」など名前を変えて年明けまでヒュッテが並び続けます。聖シュテファン大聖堂前の広場も、たくさんのヒュッテで賑わっていました。
ウィーンのクリスマスマーケットは、グリューワイン系の飲み物のバリエーションが豊富!りんごやオレンジの果肉が入っていたり、ノンアルコール系も充実しています。
15:20 時計博物館
前回行けなかった小さめの博物館に挑戦しようということで選んだのが時計博物館。
大聖堂から徒歩5分ほどの小さな建物です。
小規模といっても建物3フロア分に、中世から現代までの様々な「時計」が展示されています。ちょっとマニアックなテーマなので、街中が観光客でごった返している中、ほぼ貸切状態でじっくり楽しめました(笑)。
精巧な機械仕掛けや凝った装飾の大小様々な時計が観られて個人的にはおすすめです!これも子記事にしたいと思います。
17:00 クリスマスマーケット@マリア・テレジア広場
夜ごはん相当の食事目当てでマリア・テレジア広場へ。
ヒュッテの数が多く多くの人で賑わっていましたが、スイスの各所に比べてヒュッテの間隔が広いからか歩きやすかったです。
明日向かうリンツはすでにクリスマスマーケット期間が終わっているので、この冬最後のクリスマスマーケット巡りは、ここウィーンが最後です。聖シュテファン大聖堂前と合わせて別途紹介します!
19:00 ホテルの隣のバー「Gossip」
一度ホテルに戻ってから、暖かい屋内で飲み直すためにホテルのすぐ近くのバーへ。
繁華街から離れているのでお客さんは少なく、地元の人らしき数グループがゆっくりと飲んでいました。
雰囲気は落ち着いていますが普段はスポーツバー的に使えるカジュアルなお店です。
お酒はカクテルとビールが充実しています。私は甘いフルーツ系。
オーストリア初日、のんびりしていた割にはなかなか充実させられたと思います(笑)。明日はウィーンから西へ180kmほど、オーストリア第三の都市リンツで一泊します。