モメラスを踏まぬこと

天文学者の夫と1年限定のチューリッヒ生活

モメラスを踏まぬこと

チューリッヒ移住までの道のり ー 【入国後4.5】保険加入先の報告

保険絡みの前日談はこちら

momerath.hatenablog.com

 

移民局から帰ってくると、市の保健課?(Städtische Gesundheitsdienste)から手紙が届いていました。

この手の書類はすべてドイツ語なので、解読が大変です。

 

Google翻訳に地道に打ち込んで読んでみると、

加入した社会保険の契約先を報告してください

という内容の文書でした。

 

スイスでは日本のような行政主導の皆保険制度の代わりに、民間の社会保険に加入することが義務付けられています。特に外国人居住者に対しては加入漏れがないように厳しく管理されているようで、住み始めてから3ヶ月以内に保険に加入し、加入したことを市に報告しなければなりません。

同封されている主要な保険会社のリストで、年齢ごとの一般的な保険料の目安も確認することができます。保険選びの手がかりがない場合は、このリストを参考に選ぶのが良いかと思います。

私はSWICAで夫と同じプランで契約を進めているので、契約が完了した時点で報告します。

 

報告は郵送とwebの2通りの方法が選べます。

郵送の場合

文書の下の方にある記入欄に、加入する保険会社名と日付、署名を記入し、返信用封筒(同封されています)に入れて郵送すれば良さそう。

webの場合

文書の右上にあるURLまたはQRコードで申請用サイトにアクセス

私はwebで申請する予定です。

 

 

この手紙を翻訳していて、ドイツ語の単語がなかなか覚えられない要因の一つがわかった気がしました。

 

Das Krankenversicherungsgesetz schreibt vor, dass alle in der Schweiz wohnhaften Personen bei einer schweizerischen Krankenkasse versichert sind.

 

一語が長すぎません??

Krankenversicherungsgesetz(健康保険法)

って、英語だったらHealth Insurance Actって3語の組み合わせなのに、ドイツ語は基本的に一つの名詞は一語につながります。

たまに、辞書上は2語のものがひとつなぎになっていることもあり、単語の切れ目の感覚が鍛えられていないと、調べるのにも時間がかかります。

・・こう考えると、日本語と作り方は似ているのかもしれません。日本語も名詞をつなぎ合わせていくらでも長い単語を作れますが、解読しようとする外国人の方も同じような気持ちになっているのかも。